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【2019年版】トレンドから読み解く、SNS運用のコツ

SNSの利用者は年々増加傾向にあり、ビジネスシーンでもSNSマーケティングが脚光を浴びています。しかし、具体的な運用方法がわからず、「アカウントを作っただけ」という状況に陥りがち。ここでは、過去のSNSのトレンドを深掘りし、2019年のSNS運用手法のコツを解説します。

2013年〜2018年のSNSトレンド

ICT総研が行った調査によると、2013年からSNSの利用者は右肩上がり。2018年末には7,523万人が利用しているという結果が出ました。これは日本国民の74.9%にあたる数字であり、年齢に関わらず多くの人がSNSを利用しているということでもあります。

そのうち、約4000人のアンケート回答者が「利用している」と答えたSNSは以下の通り。

  1. LINE(ライン)で80.8%
  2. Twitter(ツイッター)が42.8%
  3. Instagram(インスタグラム)が35.8%
  4. YouTube(ユーチューブ)が34.0%
  5. Facebook(フェイスブック)が31.2%
  6. Skype(スカイプ)が8.4%
  7. TikTok(ティックトック)が7.1%

一番多く利用されていたのは、LINEでした。

友人や家族とのコミュニケーションを目的にしたユーザーが大半ではありますが、LINE@を利用すれば6000万人にリーチできるポテンシャルがあります。次にTwitter、Facebook、Instagramが続き、ここ数年で10代から人気を集めるTikTokもランクインしています。

性別・年齢別のSNS利用率

さらに興味深いのが、年齢や性別によって利用しているSNSが違うという点です。総務省が2017年に公開したデータによると、10代、20代の男女はTwitterの利用者が50%を超えているにも関わらず、40代、50代になるにつれ、30%、20%と利用者数は減っていきます。

一方、Facebookは、様子が異なります。10代の利用率が20%程度と、他の年代に比べて低い数字なのです。これは、Facebookの利用目的がビジネスユースであることが関係しています。また実名で使うという暗黙のルールも、10代の参入障壁を高くしています。

大雑把に分ければ、10〜20代にリーチしたいならTwitter、20〜30代にリーチしたいならFacebookを利用するのがベスト。もし幅広いユーザーにリーチしたいとなれば、LINEが提供しているLINE@の利用もおすすめです。

LINE、Facebook、Twitter、Instagramの運用のコツ

こうした事実を踏まえた上で、代表的なSNSであるLINE、Facebook、Twitter、Instagramの運用のコツをご紹介します。

1.LINE

LINEユーザーにアプローチするためには、LINEのビジネスアカウントである「LINE@」を作成する必要があります。

LINE@は、ブログ記事、クーポン、店舗情報などを、友達になっているユーザーに一斉に配信できるのが強みです。飲食店、スポーツチーム、ホテル、旅行業界、建築業界など、業界に関係なく利用ができます。2012年12月の提供開始以来、現在37万件の店舗が認証を受けました。

LINEのユーザーは日本のSNSでトップクラスであり、年齢に関係なくファンを獲得したいときに役立ちます。ただ、TwitterやFacebookに比べて拡散性に乏しいこともあり、登録者(友達の数)を増やすためには地道な活動が不可欠。運用にはノウハウが必要です。

ホームページに「友達追加ボタン」を設置したり、イベント参加者に登録をしてもらったり、長期的な目線でファンの数を増やしていくこととなります。

2.Facebook

Facebookでは、会社や団体などのページを作成し、簡単な文章や写真の投稿、イベントの作成などができます。20〜30代の利用者が多いことが特徴ではありますが、忘れていけないのは地方で力があるSNSということです。

地元の人たち、業界の人たちが「メッセンジャー」と呼ばれるFacebookのメッセージ機能で、連絡を取り合うことが日常的になってきました。また、地方で積極的に活動している人たちもFacebookで情報収拾をしていることもあり、情報感度の高い人たちにアプローチすることができます。

有料の広告プランもあり、これは地域や性別、年齢などを絞って広告を出すことが可能です。金額も100円程度から始められるため、予算が限られている場合でも簡単に始められます。

3.Twitter

Twitterでも、同じようにビジネス用のアカウントを作成できます。Twitterの利点は、リツートを使った拡散性の高さ。LINEやFacebookに比べて、圧倒的にリーチできる人数が高く、投稿(ツイート)が人気を得れば、数千人、数万人にアプローチできます。

ただ運用にもコツがあり、毎日投稿をしているだけではフォロワーは増えてはいきません。真面目な投稿をするよりは、積極的に交流を図り、「Twitterならではのノリ」を理解する必要があります。

また、ニュースにもなる「炎上」はTwitterでおこる現象です。法人アカウントの場合、1度の炎上で会社のブランドに与える影響が大きく、専門家と一緒に運営するのが最大のリスクヘッジになります。

4.Instagram

若い女性を中心に人気を集めるInstagramは、画像を中心に投稿するSNSです。言葉がいらないため、国内だけではなく世界中の人へアプローチできます。

運用において一番知っておくべきことは、ハッシュタグ(#)の使用方法です。FacebookやTwitterにもハッシュタグはありますが、もっとも用いられているのがInstagram。

投稿に文章が少ない分、投稿した画像がどんな画像なのか、ユーザーはハッシュタグで検索する傾向があります。ハッシュタグをうまく使えば、1投稿で数人のフォロワーを増やしていくことができ、継続性が形になって現れやすいSNSでもあります。

ただ拡散性はFacebookやTwitterに比べて少ないため、LINE@のように地道な投稿が必要。

ちなみに、去年からInstagramにショッピング機能が搭載されているので、ECで販売を考えているお店はInstagramを積極的に活用したほうがいいでしょう。

運用にはコツが必要。最新のデータで最高の結果を

こうしたSNSの運用には、コツが必要です。さらに炎上を避けるための、ノウハウも欠かせません。全て無料で始められることがSNSを使ったメリットですが、運用の難しさや炎上の怖さがデメリットになります。

もしSNS運用を検討しているようであれば、専門家に相談をしてみるのがいいでしょう。株式会社フォスターでも、SNS運用のご相談に乗っていますので、お気軽にご相談ください。

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