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アイデア枯渇…クリエイターはそんなときサウナへ行く
どんな仕事でもそうですが、ことクリエイターにとってアイデアが浮かばないというのは死活問題。そんなときにサウナに行く人が年々増えています。確かにサウナに入ると体も頭もシャキッとして新しいアイデアが浮かんできます。それは決して気のせいではなく、きちんとした理由があるんだそう。
体だけでなく、頭がスッキリして「ととのう」理由
サウナが生まれたのはフィンランド。1000年以上の歴史があり、日本のお風呂と同じ感覚で自宅にサウナ室があるのも珍しくありません。日本に伝わったのは1964年の東京オリンピックがきっかけ。選手村にサウナ施設が作られ、各国の選手から好評を博したそうです。
汗をかく、血流が良くなるなどの身体的な効果はよく知られていますが、最近話題になっているのは精神面での効果、「ととのう」という状態。一体、どんな状態?そしてどんな効果があるのでしょうか。
サウナ愛好者の入り方は、
「サウナ室に入る→水風呂に入る→外気浴(休憩)」を何度か繰り返します。サウナ室&水風呂で緊張した体が外気浴でニュートラルにもどってくるとき、何とも言えない爽快感や多幸感が巡ってきます。これがいわゆる「ととのう」状態。瞑想にも似たこの瞬間に、新たな考えやアイデアが降ってくる、というわけなのです。この瞬間を体験したくて、サウナー(サウナ愛好家)たちはサウナにはまってしまうんですね。
サウナーの聖地「サウナしきじ」に行ってみた
サウナ大好き芸能人も多く訪れる「サウナしきじ」は、静岡市にあります。フォスターのある浜松市から車で1時間半。見た目はなかなか年季が入っていますが、館内は掃除が行き届きとても清潔です。
ここの魅力は、地下から汲み上げた天然水。サウナに水風呂はつきものですが、天然水の水風呂は珍しく、その水質は折り紙付きです。硬度84の軟水でカルシウムやマグネシウムもたっぷり。お肌に優しくて飲み水としても最適なので、実際に飲んだり、中にはペットボトルに入れて持ち帰ったりするお客さんもいるほどです。
サウナ室はフィンランドサウナと薬草サウナの2種類があり、薬草サウナは本場韓国の漢方薬を使用。健康維持にはもちろん、美容にも良いので女性のお客さんも多いとか。食事も手作りで無添加・無着色の調味料を使用しています。
浜松で「テントサウナ」のイベントがあるらしい
心身ともにリフレッシュできるサウナ。人気が復活しているのもうなずけますね。そんなサウナを野外で楽しんでしまおう!というイベントが、今週末浜松で開催されます。「浜松Sauna×BBQフェスタ 2019 in あたご」です。自然に囲まれた浜松市天竜区の川辺にテントサウナを設営。BBQも楽しむことができるとのこと。サウナは低温で、女性専用のものもあるので、女性グループや親子連れでも楽しめます。行楽の秋、ぜひ出かけて心身共にリフレッシュしてみませんか。サウナ+自然の相乗効果で、あなたのもとにアイデアが降り注ぐこと間違いなし!です。