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ディスクリプションについてのイメージイラスト

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ディスクリプションはSEOに影響あり!?文字数と書き方解説

メタディスクリプションタグとは、検索結果のタイトルと共に表示される解説文のことです。ディスクリプションを設定するメリット、SEOにいい影響はあるのかどうか、検索結果は上がるのか、など気になるところをチェックしていきます。また、ディスクリプションの書き方のポイントについても詳しく解説します。

そもそも、ディスクリプションとは?

コラムやブログを書いている人の中には「ディスクリプション」という言葉を耳にしたことがあるかもしれません。そもそもディスクリプションとは何でしょう。

ディスクリプションとは「説明文」のこと

ディスクリプション(メタディスクリプション)とは、検索結果の一覧に出てくる説明文のことです。タイトルの下に3行ほど出てくる文章を見ながらクリックするサイトを決めることも多いでしょう。あの説明文が「ディスクリプション」です。

正式にはメタディスクリプションタグと呼ばれます。ページの内容を簡潔に説明した概要文を書くためのタグです。

ディスクリプションはどこにあるの?

ディスクリプションは、以下の方法で確認することができます。

  1. 調べたいページを開き、右クリック
  2. 「ページのソースを表示」をクリック

フォスターのコラムページを例にとり、見てみましょう。

まずは、ページ内の任意の場所で右クリックします。

  • 下から2段目に「ページのソースを表示」があるのでクリック。
  • コードがずらっと並ぶページに飛びます。
  • このサイトの場合、6行目にdescriptionという文字があり、文章が続いています。これがディスクリプションです。ページを端的に表している文章を読むことができます。

ちなみに自分のホームページだけでなく、どんなページもこのやり方でディスクリプションを見られます。気になるページがあれば、この方法で確認してみましょう。

なお、ディスクリプションをはじめとする「メタタグ」は、Googleをはじめとする検索エンジンに対して「このページにはこんな内容が書かれていますよ」と説明する役割があります。メタキーワード、メタロボットなどがあります。

ディスクリプションは、SEOに直接の影響はない

ディスクリプションを設定してもしなくても、検索順位に直接的な影響はありません。Googleは200個以上の要素を使って検索順位を決めていますが、その要素の中にディスクリプションは入っていないのです。

「それならわざわざ設定しなくてもいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、設定したほうがいいのです。その理由はズバリ、「検索結果を見たユーザーがクリックしやすくするため(CTR上昇のため)」です。

分かりやすいディスクリプションはSEOに好影響。その理由とは?

理由1.クリック率が増加する

何かを検索するとき、あなたは検索結果の一覧からどのサイトを選びますか。

一番上から順番に開いて読んでいきますか?それよりも、タイトルや説明文をざっと読んで、自分にマッチしそうなサイトをクリックしませんか。

このように、ディスクリプションを分かりやすく魅力的なものにすることで、「読んでみようかな」と思う人が増えてクリック率が上昇する可能性が高まります。

理由2.サイトへの流入が増える

クリックしたサイトの内容がマッチしてしていれば、滞在時間が長くなり、他のページを見たりもするでしょう。結果、検索エンジンからの評価も上がって上位表示される流れができます。

こう考えると、「ディスクリプションはSEOに(間接的に)影響する」という結論になります。

ディスクリプションはどうやって設定するの?

設定の仕方には2つあります。

方法1. htmlファイルに直接書き込む

各ページのheadタグ内のdescription部分に、直接記述します。
<meta name=”description” content=”〇〇〇〇“>
〇〇〇の部分に説明文を入れ込みましょう。

方法2. wordpressなら、プラグインを使って簡単に設定可能

wordpress(ワードプレス)を利用している場合は、記事の編集画面の下の方にメタディスクリプションの設定個所がありますので適宜記入していきましょう。
テーマによっては設定個所がない場合もあります。そんな時はプラグイン「All in One SEO Pack」や「Yoast SEO」をインストール。有効化ボタンにチェックを入れると設定できるようになります。

知っていると安心!ディスクリプションのルール&上手な書き方

ディスクリプションの基本的なルールと、書き方のポイントを具体的に説明していきます。

キーワードを必ず、初めの方に入れる

狙っているキーワードは必ず入れましょう。検索されたキーワードがディスクリプションに入っているとその文字が太文字になるからです。

また、キーワードはできれば文章の初めのほうに入れると効果的。人は文章を左から読んでいくので、はじめの方に検索キーワードが入っていると目に留まりやすいのです。目に留まると自然とクリックしたくなるもの。クリック率の上昇⇒SEOに好影響というロジックが当てはまります。

表示される文字数はスマホで約50w、PCで約120w

ディスクリプションは全文が表示されるわけではありません。スマホで約50文字、PCで約120文字です(検索キーワードによっても他生の違いがあるようです)。

最初の1文は特に大事です。スマホとPCの両方に表示されますから、まず一番伝えたいことを50字程度で書きましょう。もちろんキーワードをきっちり入れることをお忘れなく。

記事の内容に沿ったディスクリプションを作ろう

ディスクリプションは、サイトの内容をきちっと反映させたものにしましょう。内容と違ったことを書いたり、”盛って”書いたりすると、実際にサイトを見て「違う」と感じたユーザーはすぐに離脱してしまい、直帰率ダウンにつながってしまいます。

ディスクリプションはレストランやカフェのメニューみたいなものです。メニューの写真と、実際に来た食べ物の大きさや印象が違うとがっかりしますよね。逆にイメージ通りだと満足度が上がります。

ディスクリプションを見てクリック⇒実際にサイトを見た時に「ほしかった情報はこれ!」と満足してもらえるのが理想的ですね。直帰率が下がり、結果的に検索エンジンにも評価されてSEO的にもいい影響を与えることができます。

本文の引用(コピペ)ではなく、専用の文章を作ろう

サイトに書いてある内容を50字または120字でまとめるのはなかなか面倒な作業です。本文をコピペして作ってしまおうと考える人もいるかもしれません。でもここは頑張って要約文を準備しましょう。

〈このような内容を入れましょう〉

  1. この記事はどんな人に向いているか
  2. この記事は何について書かれているか
  3. この記事を読むとどんな疑問や悩みが解決するか

サイトの内容からこの3つをピックアップし、ディスクリプションを作成するといいでしょう。

他社のディスクリプションを参考にしてみるのも手

どんなディスクリプションが読みやすいのか、ユーザーの共感を得るのか、考えるほど書けなくなってしまいますよね。そんな時は、ほかの人がどんな風に書いているのかを見て勉強するのが一番の近道です。

ディスクリプションは初めにお伝えしたとおり、検索結果の一覧から読むことができます。また、

  1. 目的のサイト内(参考にしたいサイト内)の任意の場所で右クリック⇒
  2. 「ページのソースを表示」をクリック

することで見ることができます。
<meta name=”description” content=〇〇〇〇 の〇〇〇〇の部分です。

自分が狙っているキーワードで検索をし、検索結果一覧のディスクリプションをどんどん読んでいきましょう!共通点や「この視点は面白いな」という個所を抜き出して真似してみるのもいいと思います。

ページごとにディスクリプションを書き分けましょう

さて、ディスクリプションはページごとに書き分ける必要があります。

時折、サイト内の全部のページに同じディスクリプションを設定しているケースがあります。これはユーザー的にもGoogle的にも”がっかりポイント”になるパターンで、SEO的にもよくありません。
その理由と改善方法をご紹介します。

どうして書き分けなくてはならないの?

次の表を見てください。生活雑貨とアパレルを扱うショップのホームページのサイトマップです。

例えばトップページのディスクリプションは「生活雑貨と衣類を扱っています」という内容を入れるでしょう。さて、これを他の下層ページすべてのディスクリプションに流用したらどうなるでしょうか。

「ギフト」のページに「衣類」というキーワードが入ってしまいますし、「メンズアパレル」のページに「生活雑貨」が入ってしまいます。

困るのは検索結果を見たユーザーです。ページタイトルと説明文が違うと、結局何についてのページなのか分からず、クリックするのを止めてしまうでしょう。せっかく検索してくれたのにクリックされないのは残念ですね。

ページに何が書いてあるかを丁寧に説明しましょう

「ページごとに別のディスクリプションを作るなんて大変そう!」と思う人もいるかもしれません。しかし、別々の説明文を作るのはそれほど難しいことではありません。

先ほど、ディスクリプションはメニュー表のようなものとお伝えしました。各ページに何が書いてあるのかを確認し、その内容に沿って文章を作れば大丈夫です。

例えば上記のホームページ内の「キッチン用品」ページなら、「フライパンやまな板を始め、料理作りが楽しくなるグッズをたくさんご紹介しています」など、紹介している商品やどんな場面で使えるかなどを、キーワードを入れ込みながら説明していきます。

設定しないとどうなるか⇒Googleによって自動的に作られます

Googleがコンテンツから自動的に生成します

ディスクリプションを作っていない場合、Googleはページコンテンツから自動生成して検索結果に表示させます。

GoogleのSEOサポートページ「Google 検索セントラル」によると、「スニペット(ディスクリプションのこと)はページコンテンツから自動的に生成されます」と説明されています。実は、私たちが作るディスクリプションが、無条件で検索結果に表示されるわけではないのです。

Googleがページを理解しやすいようになるべく設定しましょう

ただし、Googleもメタディスクリプションタグを参考にしていることは間違いないので、自分たちのサイトがどんな内容なのかを検索エンジンに伝えるためにも、できる限りディスクリブションを設定するようにしましょう。

(参考サイト:Google検索セントラル「検索結果に効果的なタイトルとスニペットを作成する」)

ディスクリプションを適切に設定してSEOの効果をアップ!

ユーザーがクリックしたくなるディスクリプションをつくるポイントは以下の3点です。

  1. キーワードをはじめの方に入れる
  2. 最初の50文字の中に一番大切な内容を入れる(1文目はスマホとPCの両方に必ず表示されるため)
  3. 言い回しに凝る必要はなし。簡潔で意味が分かれば文章の完成度は70%でOK!

サイトやコンテンツを多くのユーザーに見てもらうために、魅力的なディスクリプションを作ってクリックしてもらえる準備をしておきましょう。

〈まとめ〉

ページを分かりやすくまとめたディスクリプションを設定

ユーザーは思わずクリック

ユーザーの希望通りのページは、満足度を上げ直帰率を下げる

総合的にページの評価が上がり、結果的に検索順位にも反映される

このように、ディスクリプションは間接的にSEOに影響があるといえます。
ユーザーの満足度を上げ、同時にSEOの効果もアップできるようなディスクリプションを作っていきましょう。

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