CONTACT

Facebook Twitter

飽きずに読んでもらえる文章の作り方、6つのポイント

SNSやコンテンツマーケティング、あるいはブログなどの文章作り。せっかくだから多くの人に読んでもらえる文章を書きたいですよね。最後まで読んでもらえる文章を作るには、いくつかのルールがあります。ここでは一般的な文章づくりのルールをお伝えしていきます。

読んでもらえる文章とは?

まずは文章を作るときに何を心がけたらいいか、文章づくりの基本編から始めましょう。

あなたはwebサイトや誰かのブログで、「読みやすくてつい最後まで読んでしまった!わかりやすかった!」という経験はありませんか。

読んでもらえる文章にはいくつかの特徴があります。

〈読んでもらえる文章の特徴〉

  1. ユーザーが自分ごととして読み進められる文章
  2. 疑問点や引っかかる点がなくスラスラ読める文章
  3. 読みながらイメージが湧いてくる文章

 

このような文章を書ければページの滞在時間が延び、結果的に資料請求や売り上げなどのコンバージョンにつながる可能性も高まります。

最後まで読んでもらえる文章にするための基本的なポイントを6つ、解説していきます。

読んでもらえる文章の特徴1「ユーザーが自分ごととして読み進められる文章」にするには?

ポイント1 「誰に読んでもらいたいか」を決める

読みやすい文章の1番目の特徴は「ユーザーが自分ごととして読み進められる文章」です。このような文章を書くには、「どんなユーザーに読んでもらいたいか」をまずはっきりさせることが重要です。「誰に届ける文章か」を明確に決めましょう。

例えばこのコラムは、自社サイト内のコラムを書いているweb担当者さんや、ブログ運営をしているブロガーさんなどに読んでもらいたいと思って書いています。

書くことに抵抗感や苦手意識のある人、または「もっと読んでもらえる文章を書くにはどうしたらいいだろう」と考えている人に向けて書いています。

あなたのコラムやブログを読んでくれる人はどんな人でしょうか。まずはターゲットになる像(ペルソナと言います)を想像しましょう。性別、趣味、住んでいる場所などなど、なるべく具体的にイメージしていきます。

そして、ペルソナに応じた言い回しや言葉を選んで書くように心がけましょう。

読んでもらえる文章の特徴2「疑問点や引っかかる点がなくスラスラ読める文章」にするには?

ポイント2  中学生が読んでわかる文章にする

webの文章は「読むもの」ではなく「眺めるもの、見るもの」と言われます。web上には実に多くの情報があるので、分かりにくい文章をいつまでも読むユーザーはほとんどいません。すぐに他のページに移ってしまいます(離脱といいます)。

離脱を防いで最後まで読んでもらうには、できるだけ簡潔でわかりやすい文章を書くことが大切です。

具体的には小学校高学年~中学生が読んでスッと理解できるくらいのレベルを目安にするといいでしょう。

中学生が文章を読んでいるイラスト

ポイント3  漢字を多用しない(漢字をひらく)

PCで文章を打つと、手書きでは書かない難しい漢字に変換されることが多いです。読みやすくするために漢字をひらがなに戻す作業を行いましょう。なお、この作業は「漢字をひらく」と呼ばれます。

ひらく漢字かどうかは一般的には「記者ハンドブック」という本が参考になりますが、細かいルールについては媒体ごと、会社ごとに統一・設定することも多いです。

もしあなたがどこかの会社の記事を書くことになったら、「漢字表記に関する決まりはありますか」とあらかじめ聞いておくことが大切です。

〈「ひらく」漢字の一例〉

  • ○○して下さい→○○してください
  • ○○しに行く→○○しにいく
  • ○○して頂く→○○していただく
  • 敢えて→あえて
  • 様々→さまざま
  • 色々→いろいろ
  • 是非→ぜひ
  • 致します→いたします
  • ○○と言う事→○○ということ

読んでもらえる文章の特徴3「読みながらイメージが湧いてくる文章」にするには?

ポイント4  まず結論から書く=PREP法で書く

webサイトでの文章は、まず結論から書く!のが鉄則です。

少しベタかなと思っても、シンプルに「この記事は〇〇について書いています」「この記事のポイントは△△です」など、結論を最初に持ってくることで読み手は安心してその先を読み進めることができます。

いわゆる「PREP法」と呼ばれる書き方です。

PREP法は、下の単語の頭文字を取ったものです。

  • Point(要点、結論)
  • Reason(理由)
  • Example(具体例)
  • Point(要点、結論)

PREP法についての説明

webサイトの文章は、書籍のようにしっかり読まれることはあまりなく、ざっと流し見されることがほとんど。小説みたいな「起承転結」の文章はwebには向かないのです。

ユーザーは、結論を最初に読んで「自分が欲しい情報が書いてありそうだ」と納得したらそのまま読み進めてくれます。最後までスムーズに読んでくれる可能性も高くなるでしょう。

ポイント5 「箇条書き」「1行あき」などを使って目が留まる文章に

読みやすくするために効果的なのが箇条書きです。
次の文章をご覧ください。

今回発売するバッグは、丈夫な帆布を使った15インチのパソコンが入るトート型です。撥水加工をしているので雨の日でも心配ありません。肩掛け用のベルトがついています。重さは約500gで軽く、色は4色展開です。

情報はたくさんありますがまとまっておらず、バッグの全体像がつかみにくいです。途中で読むのが嫌になって、離脱してしまうユーザーも多いでしょう。

 

それでは、こちらはどうでしょう。

今回紹介するバッグは、布製のトートバッグです。

〈スペック〉

  • 大きさ 〇cm×△cm×◇cm ※15インチのノートPCが入ります!
  • 重さ  500g

〈特徴〉

  • カラーバリエーション 全4色
  • 撥水加工 水をはじくので雨の日も安心
  • 肩掛けベルト付き

 

このように箇条書きにすると、バッグのイメージが湧いてきます。

段落が変わるとき、内容が変わるときなどは1行あけて、意識的に余白を作りましょう。パッと見た印象がスッキリし、視認性・可読性がアップします。

ポイント6  日数、時間、確率などの「数字」で具体性をアップ

箇条書きにしたり余白を作ったりすることで「見やすさ」をアップできると分かりました。見やすくすると、情報を一瞬で理解することができます。

さらに理解しやすくするため、文章の中に具体的な「数字」を入れるようにしましょう。日数や時間、確率などを入れると、読み手はイメージしやすくなってすいすい読んでくれるでしょう。

〈例〉

  • 5日でマスターできるSEOの基本をInstagramで公開しました。
  • 1週間だけのチャレンジ!〇〇ダイエットで3キロやせることができました。
  • レンジで3分チンするだけの簡単温野菜サラダを作ってみました。
  • モニター満足度90%のおいしい青汁。先月累計販売10000パックを達成しました!

数字を入れる効果については、こちらのコラムでも紹介しています。

読んでもらえる文章とは、「読み手への思いやり」がある文章

読んでもらえる文章とは「読み手がストレスなく読める文章」です。

繰り返しますがweb上で好まれる文章は、シンプルで簡潔で、ほしい情報がすぐに手に入る文章。読む人のことを考え、情報を整理したり読みやすい表記を心がけたりすることは、つまり思いやりのある文章だといえます。

上でご紹介した基本の6つのポイントをうまく取り入れて「最後まで読んでもらえる文章」をめざしましょう!

 

ホームページのしくみをショッピングモールでたとえてみましたホームページのしくみをショッピングモールでたとえてみました

コラム一覧

FOSTOR制作実績